4年生、校長先生にインタビュー!!
6月22日、1時間目。4年生は校長室を訪問しました。遊びにいったわけではありません。
国語のメモの取り方をくふうして聞こうという単元で、聞き手、話し手それぞれが伝えたいこと、聞きたいことの中心をとらえ、自分の考えをもつという学習内容です。その本題が、今回の校長先生インタビューです。
今年100歳になった鬼志別小学校に対する思いや、佐々木校長先生の普段なかなか聞くことができない素顔を8人がきりこみました。
校長室に入ってから私たち教員は一切手をかさず、困った時には仲間に頼るということも伝え、のぞみました。そこが、緊張感となったのか、子どもたちは自分達の役割をしっかり果たし、校長先生からの逆質問にも、しっかり応答し1年前の自分達と2分の1成人を迎える10才という節目に成長を感じました。
☆校長先生へのインタビュー内容、返答(一部抜粋)を紹介します。
Q、校長先生が鬼小へきて3ヶ月たとうとしていますが、鬼小の子どもたちの印象は4月と変わりましたか?
A、変わりました。元気に外遊びをしていている子がいっぱいいていいなと思ってます。
Q、鬼小は今年で100さいです、校長先生はどんな1年にしたいですか?
A、コロナ渦ではあるけど、せっかくの100年目。できることをとにかくやれるように、やめた方がいいことはやらない。
Q、校長先生がこれから挑戦したいことはありますか?
A、いっぱい本を読むこと。本が好き。1年に100冊読みたい。
☆インタビュー後の子どもたちの振り返りを紹介します。
〇しっかりと要点をつかむことができた。
〇校長先生の話をよく聞けた。
〇校長先生に聞こえる(話しやすい)声で話せた。
〇校長室に入ったらいきなり空気が変わったような気がした。
〇校長先生は児童にやさしかった。
〇緊張したけど、楽しかったし校長先生のいろんなことを知れてよかった。
☆今回の勉強をどんな場面で活かしたいか
〇気になったときに聞けるようにする。
〇勉強や友達と会話している時に使える。
〇見学へ行った時(社会で)。答えを書く時に使える。
〇休み時間や見学の時に活かす。
〇見学の時にまとめを書いたり、覚えたりする時にメモをしなくても要点をしっかりつかんで覚えればスムーズに書けるし、伝えることができると思う。
〇大人になって仕事でインタビューするときに使える。
☆佐々木校長先生から
かしこまった感じはありましたが、態度がとても立派でした。するどい質問に驚きました。リーダーシップとはの質問について伝え忘れていたことがあります。それは、心と体が元気であること。そこが実は、一番大切。そして、全員が長生きしたいと返答してくれて安心しました。いつでも校長室に来てください。
このような学習をするまで、校長室に入ったことがあるという子どもたちは案外少なく、その理由も学校見学で少しだけ入ったというものでした。気軽に立ち寄れる場所ではないことは、わかっています。ですが、今回の学習のように相手を知りたいという思いが新たな繋がりを生み、100さいを迎えた鬼小に新たな学び方が生まれるかもしれません。
文責 吉岡